信仰とは
春彼岸、お釈迦様の誕生日である降誕会も終わり、あっという間に
一年の半分に差し掛かろうとしています。
気候も穏やかになったからなのか、週末にはたくさんの方が各家のお墓に
お参りをしに来られています。
その行いは当然ではあると思いますが、
ではみなさんは「仏教の教えを信仰している」からお墓参りをするのでしょうか?
答えは多くの方が「違う」と答えると思います。
仏教というよりは「ご先祖様方のことを大切に思う」、「自身のルーツへの敬意」のお参りです。
「信仰」という言葉どこか堅苦しく聞こえます。
辞書の意味で言えば
「神仏を信じ、その教えをよりどころにする」とあります。
私はみなさんの行いを見ていて
「信仰とは相手を大切に思い、丁寧なお付き合いをすること」であるのだと思います。