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満徳寺住職からのご挨拶

お釈迦様によって始まった仏教は、インドから中国、日本に伝わり、その間にさまざまな宗派が生まれました。

仏教は、一本の木に似ています。
その木の下に立つ人を、ある時は雨や風から守り、ある時は安らぎの木陰を与えます。
木が育つときには、幹を元にして様々な枝が広がります。
これが宗派です。

葉の一枚ごとがお寺でしょうか。
どの枝もどの葉も偽物ではありませんが、仏教という木が、葉を茂らせ枝を広げたのは結果であり、目的ではありません。そのもとに集まる人たちを悲しみから救い安心をあたえることが、木を植えたお釈迦様の願いです。
どの枝や葉の下がよいのかは、皆さん一人ひとりに選んでいただきたいと思います。

葉や枝を維持することがお坊さんの仕事の中心になってしまい、近年は、多くの方の心を仏教から離してしまいました。
しかし、お釈迦様の願いはいまも生きています。仏教には皆さんを幸せにする力があります。お寺は、それを伝え広めるために在るのです。

皆さんに必要とされる木陰であるために、お寺の在り方を考えつつ住職の務めを果たしていきたいと思います。合掌


平成27年晋山式フォトギャラリー